仕事
朝6時に起きて、
いつも通りに仕事に向かう準備をする。
いつも通りに顔洗って
着替えて
髪をセットして
コンビニに寄ってメシを食って
レッドブル飲んで
職場に向かう。
いつも通りの事なのに
全然いつもと見える景色が違う。
全てが霞んで見えてしまう。
仕事は思ったよりも
普段通りこなせた。
ただなんとなく、いつもより過ぎる時間が遅く感じたな。一日ってこんなに長かったっけ。
職場のみんなは優しかった。
気を遣ってくれてるのも、痛いほど感じた。
でも、可哀想な目で見ないで。
自分が立たされた状況を客観的にみてしまって余計悲しくなってしまう。
終業間際、耐えきれずに
喫煙所へ駆け込んで涙が溢れてしまった。
仕事が落ち着いて、考える事が無くなるとやっぱり思い出してしまう。
今週の金曜日は、あなたの好きだった料理を作ることにしたよ。
あなたが、すっごくおいしいって喜んで満面の笑みで食べてくれた姿を思い出しながら作るよ。
香りだけでも届いてくれたらいいな。
いつもは早々に早出したぶん早く帰ってたけど、普通に終業時間までいたなー。
家に帰ってもあなたが居ないって現実をみたくなくて、パチンコに行ったよ。
虚しい。ただただ虚しい。
なんにも楽しくない。
お金も、時間も、自分の命さえも
何も要らないから
あなたと一緒に居たいです。
俺はいつまで生きてるんだろう?